ニセアカシアという木をご存知でしょうか?マメ科の植物で正式には「ハリエンジュ」というそうです。東日本では 5月ぐらいから房状の花を咲かせます。 ミツバチの が集める蜜源としても有名ですよね!また長野県などでは花を天ぷらにして食べるそうですよ。

ニセアカシアは雑木林などに入り込む外来種として問題になっています。

ところがこのニセアカシア、薪としてはとても優秀なのです。

【この記事の概要】
ニセアカシアが薪によい理由としては

  1. 割りやすい
  2. 乾燥が早い
  3. 火持ちが良い
  4. 成育旺盛
  5. 虫が入りづらい
ということですね。こんなかんじで、私は大好きです。

さっそく詳しくみていきましょう!

ニセアカシアは割りやすい

ニセアカシアは割りやすいです。斧でも簡単に割れます。とても硬い木ですが、繊維がまっすぐ入っているため、斧で気持ち良く割れます。

ニセアカシアは乾燥が早い

ニセアカシアは乾燥が早いです。もともとそれほど水分を含まない木です。道管が太いのか、乾きも早いです。乾きが早く、雨に当たっても腐りづらいし、雨水を吸収しません。なのでとても乾きやすいです。

冬に伐採して、次の冬には立派に薪として使えます。

ニセアカシアは火持ちがいい

ニセアカシアは火持ちがいいです。硬く、比重が大きいので、火が長持ちします。

ニセアカシアは生育旺盛

ニセアカシアは生育旺盛です。伐採してもひこばえがはえてきて、また成長します。しかもはじめに大きくなった時よりも早く大きくなります。

なので伐採してから数年すると、また伐採できるようになります。

伐採されて処分に困っていることが多い

ニセアカシアは生態系被害防止外来種リストに掲載されているそうです。河川敷などでは増えすぎて困っているので、伐採の対象になっていたりします。

そのため豊富にあるのが薪ストーブオーナーにとってはうれしいところですね。

ニセアカシアは虫が入りづらい

ニセアカシアは大変硬い木です。そのせいか、虫がほとんど入りません。アリやシロアリが入り込むことも少ないです。なので管理しやすい薪です。

ただし皮は腐りやすく、木部の間にはワラジムシやミミズが入ります。

ニセアカシアが薪におすすめの5つの理由!まとめ

というわけでニセアカシアが薪におすすめの理由をみてきました。

まとめると、ニセアカシアが薪によい理由としては

  1. 割りやすい
  2. 乾燥が早い
  3. 火持ちが良い
  4. 成育旺盛
  5. 処分に困っている
  6. 虫が入りづらい
ということでしたね。

私はできればニセアカシアばかり使いたいくらいです。外来種なので、嫌われています。そのため、伐採を持ちかけたら意外と切らせてくれるかもしれません。

また、荒れ地にはえていることが多いので、河川敷などにはえています。河川整備のときに分けてもらえることもあり、比較的手に入りやすい木です。

ぜひ、利用してみてくださいね!