薪ストーブやキャンプでどんな木を燃やしていますか?貰いものなので選んではいない、という人が多いとは思います。
でも木の種類によって特性がいろいろです。それぞれの特性を頭に入れておくと役に立つかもしれませんよ。
クヌギが薪におすすめの理由 割りやすい!
クヌギは斧で割れやすいです。
大木でも、少し乾くと芯からひびが入ります。そのひびめがけて斧を振り下ろすと、気持ちよーく割れてくれます。
ただし端から削ぎ落としてくような割り方はできません。また、節があると割れません。
まあこんなもんですよね。
クヌギが薪におすすめの理由 火持ちがいい
クヌギは火持ちがいいです。クヌギはいわゆる硬木です。一度火を着けると長い時間燃えてくれます。一本の薪でのカロリーが高い、とも言えます。
そのため
- 薪補充の手間が減る
- 薪を保管するスペースが節約できる
- 薪集め、薪割りの手間がへる
というメリットがあります。大変な思いをして集めた薪が一瞬で燃え尽きたら、困りますよね。
クヌギが薪におすすめの理由伐採してからまた成長する
クヌギは伐採した後、横からひこばえが生えてきてまた成長します。なので何度も薪として利用しやすいです。
その時はすでに根が張っているので成長が早いのです。
クヌギは江戸時代にも薪に利用された!
江戸ではクヌギが薪として使用されていたようです。
江戸時代、武蔵野平野はクヌギ林が広がっていたそうです。もちろんはじめから生えていた、ということもあるでしょう。積極的にクヌギが江戸で栽培されていたようなのです。
それは上記でみてきたように
- ひこばえからまた成長しやすい
- 割りやすい
- 火持ちがいい
という理由です。特に1.の「ひこばえから成長しやすい」2.「割りやすい」などは、人力に頼っていた時代、重宝したと考えられます。
クヌギはカブトムシが好む
というわけで、クヌギは昔から薪に使われてきました。だから昔は自分の山林にクヌギを植えていたようです。
その結果として昔はカブトムシもいっぱいいたのでしょう。
私は昨年から自宅の山林にクヌギの種を植えています。
将来カブトムシが沢山採れるかもしれないと今から楽しみです。
薪におすすめの木・クヌギ。理由を3つ!のまとめ
というわけで、薪におすすめのクヌギの木についてみてきました。
クヌギのメリットをまとめると
ということでした。
補足として、クヌギの乾きやすさは普通です。
それでも薪でとしてはかなりおすすめです。