毎日寒い日が続いてますね。
風邪などひいていませんでしょうか。
うちはついにエアコンでは家中の暖房をまかなうことが出来なくなりました。
そして薪ストーブを稼働させ始めました。
今年は暖かいとはいえさすがにもう12月なので メイン暖房は必要ですよね。
しかし薪は限られた数しか用意してありません。
なので限られた薪で最大の熱効率を得られるような方法をご紹介します。
※この方法は僕が購入した薪ストーブ屋さんから教えていただいた方法です。
まず、薪をよく乾燥させる
薪を乾燥させることは最大の熱量を得るのにとても重要なことです。
一般的に含水率は10%台にまで抑える必要があるそうです。
よく乾燥していないと薪の中の水分が邪魔をして思うように燃えてくれません。
僕もたまに乾燥が甘い薪を燃やします。
そうすると木の切り口からシュウシュウと音をたてて木酢液が吹き出してきます。
こういう状態の薪はよくないんですよね。
なので薪はカリッカリに乾燥させましょう。
2シーズンから3シーズン乾燥させた薪が一番いいと言われています。
乾燥スペースが狭い場合は
しかしそんな乾燥スペースもない時は薪を組んでみましょう。
組んで積むとは棚に縦横互い違いにして積み上げていく方法です。
それから薪を細かく割ることによって乾燥がより促進されます。
あるいは薪棚を南向きにするなどの工夫も必要です。
二次燃焼のストーブを選ぶ
薪ストーブのスペックっていろいろあるんですね。
- ただ薪を燃やしてその直接的な温かさを 暖房とするストーブ
- それから薪を燃やした時に鋳鉄や石を温めてその輻射熱で暖房するタイプ
などいろいろあります。
また薪の燃やし方にもいろいろあります。
- 触媒ですすを取るタイプ
- 二次燃焼(煙を炉内の上の方でさらにもう一度燃焼させるタイプ)
等です。
もう一度燃やすタイプの方が熱量は高くなります。
なので 最大の効率を得たければこういうストーブ選ぶことが必要だと思います。
空気を絞って蒸し焼きに
そして 最後に焚き方でも熱量は変わってくるそうです。
これは乾燥した薪限定の焚き方です。
それは空気を極力絞るということです。
空気を絞ると燃焼がうまくいかないのではないかと思うかもしれません。
でもクリーンバーン(二次燃焼)方式などはと空気を絞った方が逆に熱量が得られるそうです。
薪が蒸し焼きにされるようになります。
私も最近この炊き方をしています。
うまくはまると 薪ストーブがとても熱くなります。
下で蒸し焼きにされた薪が上の二次燃焼で燃えるのでしょうか。原理はよく分かりません。
僕の感覚ですとやはりこっちの方が温度が高いように感じます。
というわけで空気を絞ってまきを蒸し焼きにするという方法を一度試してみてください。
以上、ストーブ屋さんから聞いた、薪ストーブの力を最大限に引き出す方法でした。
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