最近田舎暮らしがやっぱりあんまりよくないという話をよく聞きます。

ほとんどが人間関係で疲弊するようです。
狭い村社会の中で色々な活動への参加を求められたり発言を求められたりします。
その参加が少ないと陰口を叩かれ、疲弊して都会へ戻る、と聞きます。
田舎に住む人間として、こういう考えにある程度は賛成です。
しかし逆に反対の意見もあります。つまり田舎もいいよ、っていう意見です。

田舎を選ぼう

田舎暮らしは、きちっと場所を選べばいいのではないかと思うわけです。
例えば僕の住んでいるところは適度な田舎です。
イノシシも出たことがあるし、熊が出たこともあります。
また、タヌキはもちろん、ムササビやキツネもいます。
かなりの田舎ですね。
ところが町内には昭和50年代にできた団地が広がっています。
また、平成年代にできた団地も100軒単位で建っています。
旧集落の世帯数はとっくに越えている、というか、10倍位です。
 こうなってくると逆に肩身の狭いのは昔のからの集落に住んでいた人々です。
 聞くところによると昭和50年代の頃、旧集落の村人たちは新しく来た人たちを全然受け入れなかったそうです。
祭の屋台にも入れてもらえなかったそうです。
しかし今ははるかに新しい世帯が多いです。
祭も新しい人たちが始めています。
こうなると浮いているのは旧集落の人たちです。
いまだに新しい団地の人が始めた祭を「正統性がない」と言っています(ちなみにそう言っているのはうちの親父です)。
しかしそんなことを言っていても住みづらいのは自分たちですね。

田舎を選ぶときは新しい団地が多いところを選ぼう

つまりこの記事で言いたいことは、新しい人が多い土地に行けば田舎暮らしは成功するということです。
なので田舎に引っ越したければまず
  • 新しい団地があるかどうか
  • 昔の家の集落と比べてどっちの割合が多いのか

 などそういうところを検討してみましょう。


 ちなみに新しい住宅地に旧集落の子供たちが住んでいる場合は、昔の集落と同じ、と考えて良いと思います。


もちろんよそから来た人が圧倒的に多ければ別ですが。

 まずは自分の行きたいと思った所を下見してみましょう。


家を眺めて新しい家なのか、古い家なのか、昭和何年代に建てられた住宅地なのか、いろんな方向から考えてみましょう。

町内会長とか、町内の役員はみんな後から入ってきた団地に住む人達ばかりになりました。

 なのであんまり限界集落とかではなく適度に田舎にしましょう。

 それか、仙人みたいに人知れず生きたいのであれば本当に誰も住んでいないところ目指しましょう。

ある程度の田舎で朝起きれば鳥が鳴き、川がせせらぎ、山が見える。

そんな中程度の田舎に住みながら時々車で20分ぐらいのド田舎へ行って田舎体験をする。

私はそんな田舎を選ぶのがいいと思います。