2021年10月、上越新幹線のMaxとき、MaxたにがわのE4系車両が引退しました。JR東日本ではE4系車両がなくなることになります。

参照記事:新潟と東京を結んだMax新幹線。マックスときのラストラン。越後湯沢ダッシュが懐かしい。

代わりに北陸新幹線でも採用されているE7系車両が導入されるそうです。なので当面は既存のE2系車両と新たなE7系車両が走ることになります。

このE7系はMAXのE4系と比べて何が違うかというと

  1. 座席間隔が広くなり快適に
  2. サスペンションが改善して乗り心地向上
  3. 最高時速のアップ
  4. グランクラスの連結
  5. 二階がなくなり、乗客数は減る

というようになります。

座席間隔が広くなる

MAX 新幹線はたくさんの人が乗ることができました。そのせいで座席と座席の間が狭く乗り心地はイマイチでした。今度のE7系新幹線は座席の間隔が広くゆったりしています。

乗り心地改善

また乗り心地も改善しています。アクティブサスペンションと呼ばれるサスペンションが採用されています。

これは凹凸を察知して事前にサスペンションを上下させるものです。
参照Wikipedia「アクティブサスペンション」

このため、缶コーヒーやビールを置いておいてもこぼれません。レール継ぎ目など段差も『ふわり』と乗り越えてくれます。
なのでとっても乗り心地がよいです。

最高時速のアップ

そして最高時速のアップ。E4系Maxときは最高時速240kmでした。E7系ときは時速275kmになるそうです。これにより、最大7分程度の短縮効果があるそうです。

ただしJR東日本によると、これによって直ちにダイヤ改正とはならないそうです。なので東京につく時間は当面変わりません。

グランクラスの連結

そして、グランクラスという高級車両が連結されるそうです。

これは北陸新幹線で採用されている、上位車両です。

飛行機でいうところのファーストクラスくらいの感じです。

シートピッチは1300 mm、シート幅(肘掛けの内側の寸法、座面幅)は520 mmとなっている。いずれも日本国内の一般旅客向け座席としては最大級の寸法であり、日本航空の国内線ファーストクラスの座席とほぼ同等のスペックを誇るものである。

Wikipedia「グランクラス」より記事引用(一部編集)

前の座席と130cm感覚がある、ということは子供の身長分くらい感覚がある、ということですね。これならシートを45度まで倒しても後ろの人に迷惑がかかりませんね。また、仮眠も快適にできます。

E4系からE7系は二階がなくなり、最大乗車人数が減る

デメリットとしては最大乗車人数が減る、ということがあります。

さすがにE4系は二階建てだったので、8両×2の16両編成だと1634人も乗ることが出来ました。

E7系は12両で924人と2/3になります。

参照記事「乗り物ニュース」

でももともと北陸新幹線の開業で人数は減っています。また、普通席が指定となるので、着席して乗れます。

というわけで、新潟方面から東京に行く人は快適になりますよね。

E4系新幹線とE7系の違いは?上越新幹線はMaxから何が変わる?のまとめ

というわけで、E7系とMAXのE4系の違いについてみてきました。
まとめると

  1. 座席間隔が広くなり快適に
  2. サスペンションが改善して乗り心地向上
  3. 最高時速のアップ
  4. グランクラスの連結
  5. 二階がなくなり、乗客数は減る

というようことでした。

Maxときは景色が良くて好きでした。でも北陸新幹線で乗ったE7系も乗り心地抜群で快適ですよ!
ぜひお試しくださいね!