私の住んでいる新潟県では、ラーメン屋さんが結構あります。
ラーメン王国新潟。人口10万人あたりラーメン屋軒数全国2位!
実は新潟県って人口10万人あたりのラーメン店の数が2021年の時点で約37軒で第二位です。ちなみに一位は山形県の約58軒、三位は栃木県の約37軒です。
ラーメン店舗件数
出典:タウンページ
ちなみに2013年の調査では新潟県は三位でした。以前この記事は以下のように書いてありました。
「実は新潟県って人口10万人あたりのラーメン店の数が2013年の時点で約45軒と山形の約70軒、栃木の約51軒に次ぐ全国3位なんです。」
2013年から比べると全国的にラーメン屋さんが減っていますよね。コロナの影響もあったのか、高齢化で店を閉めたのでしょうか。
なぜ新潟県はラーメン屋さんが多いのか
それではなぜ新潟県はラーメン屋さんがおおいのでしょうか。もちろんラーメン好きな人が多いからなんですけどね。
それじゃなぜラーメン好きが多いかというと、
- 寒い地方なので温かいラーメンの需要がある
- 濃い味に馴染みがある
- 大陸の影響がある
という理由が考えられます。
寒いので温かいラーメンに需要がある
暑い季節には熱々のラーメンを食べたくないですよね。だから夏のラーメン屋さんは大変です。
夏以外の季節が涼しいと、年間通してラーメンを食べてくれるので、ラーメン屋さんも経営が成り立ちやすいです。
上で紹介したランキングでも、上位は東日本、それも寒いところが多いように思います。
やはり寒いところのほうがラーメンの需要があると思います。
また、寒い期間が長いと、それだけラーメン屋さんに長くお客さんが来るのですね。
新潟は濃い味に馴染みがある
ラーメン屋さんの店舗数が多いと当然競合もありますので、美味しいはずです。
そんなわけで、新潟県はラーメンの美味しい県です。
お客さんの舌も肥えてきますね。
比較的寒いところなので、温まる汁と麺が受けたのかと思います。
また、新潟は発酵文化で、醤油屋さん、味噌屋さんが結構多くあります。
自分の感覚でしかないのですが、町を歩いていると味噌屋さん、醤油屋さんが結構あります。
これは自分の独断と偏見と感覚です。
味噌、醤油メーカーが漬物も加工していることが多いのですね。
この漬物メーカーも新潟には結構あるのです。
もしかしたら米どころということで、お米との相性のよい、味噌や醤油の需要が高かったのかもしれません。
冬、寒くなるので濃厚な味噌や塩分の高い醤油が支持されたのかもしれません。
ともかく、美味しい調味料のメーカーがあり、町の味噌屋さん、醤油屋さんが頑張っているのでその調味料の味を活かした個性的なラーメン屋さんが存在するのかもしれません。
味ではシンプルに鶏ガラや煮干しでダシをとったラーメン屋さんが多いです。
最近は豚骨スープを売りにしているところなんかも出てきています。
新潟寒いからねー。本能的に脂を摂取したくなるのかもしれません。
さあ、一ページで語りきれない新潟のラーメン。
色々な地方の方に怒られそうなくらい、まだまだ個性的なラーメン屋さんたっぷりの「ラーメン王国新潟」。
米と酒と新鮮な魚料理だけじゃない新潟の味覚を味わいに来てくださいね。
コメント