普通ウイスキーはモルト(麦芽)を中心原料にして、グレーン(その他の穀物)を混ぜて作るお酒ですが、バーボンはアメリカでトウモロコシを51%以上原料に使って生まれたウイスキーだそうです。
トウモロコシはアメリカ大陸が原産。むかしイギリスの清教徒たちがアメリカへわたって来たわけですが、故郷の味が忘れられなかったんでしょうねえ。
移住してきたイギリス人達、ウイスキーを作ろうと思ったけれども、原料の麦が少ない。トウモロコシはよく取れた。だからこれを使ってウイスキーを作っちゃおうと。
そのフロンティア精神、かっこいいですよね。
西部劇の登場人物はバーボンをポケットにつっこんで、時々飲んでいるイメージがあります。
僕もそんなアメリカ人に憧れて昔はアーリータイムズ・バーボンをポケットに突っ込んでよく飲んでいました。
ジャックダニエルも先輩に飲まされましたが、クセが強くてどうも自分にはあわず、やっぱり素朴な味のアーリータイムズでしたね。
今はジム・ビームがあるじゃないですか。(以前はなかった?新潟では見かけなかったです。)飲みやすく華やかな香りが癖になります。ローラがCMしてますよね。だから今、キャンペーンでお買い得だったりするんですよ。おすすめです。
あの華やかな香り。ジム・ビームは4年間「オーク樽」で寝かせているらしいです。
「オーク」っていうのは木の種類で非常に硬く、水分を含んでいます。ウイスキーの熟成には欠かせない木ですが、日本語に直すと「ナラの木」。
どんぐりがなる木の一つです。
僕は薪ストーバー(薪ストーブ愛用者のことを勝手に命名)なんですが、「楢の木(ナラの木)」を斧で割ると、ウイスキー、バーボンウイスキーの芳醇で華やかな香りがもろにします。
とっても良い香りで、ずっと嗅いでいたいくらい。
嗅ぎたい人は薪割り手伝いに来てください。
そして一緒にバーボン飲みましょう。
乾杯!