おばあちゃんの作った梅干しって大好きだったんです。
でもおばあちゃんが体調を崩して、昨年から親父が梅干しを作っているんです。
「おやじができるわけないじゃん。」と思っていましたが、これが美味いんです。
どうやって作っているか、親父に聞きましたら、目からうろこがボロボロと落ちました。
【目からウロコの梅干し作り】
梅干し作りをするとき、梅を干さないのがおすすめです。
干す作業って大変なんですが、じゃあ、干さなきゃ良いんです。
干さない梅干しって、美味しいし、干した梅干しと味はかわりません、
作り方は、梅を干さないで塩漬けにするだけ(クエン酸などはいれるようです)です。
この干す作業が大変なんですよね。
雨が降ったらもちろん干せません。しかしその間にも梅は腐食していきます。
時間との闘いですよ。
おばあちゃんも、天気まわりが悪く、梅をダメにしたことがあるそうです。
しかし、その倅たる親父は、あろうことか梅を干さないというではありませんか!
きっかけは昨年天気が悪く、梅を干せなかったという後ろ向きな理由。
干さないことで梅干しがおいしくなるなんて。
あ、栄養的な部分はわかりませんよ。太陽に当てることによって、ビタミンEあたりが増えるとかいうことがあるのかもしれません。
でも梅干しは、栄養があるないより、あの味が好きかどうかっていう食べ物でしょう。常食するようなものでもないですし。
クエン酸は間違いなく豊富なので、疲労回復という役目は干さなくても十分果たせると思います。
だから「おにぎらず」のあとは間違いなく「うめぼさず」がきますよ。
○○ず、シリーズ化したいなあ。
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