上越市には原信の店舗が少ないです。また新規にオープンするのはナルスばかり。ナルスと原信は看板が違うだけで店作りは一緒です。ならば何故原信の名前で店を出さないのでしょうか?

原信の新店舗を増やさないのは当初の約束だから

上越に原信が増えない理由はそれが原信とナルスとの合併時の約束だからです。

合併当時、ナルスの社長は山崎さんでした。また、山崎さんがナルスの株式も多く保有していました。そのナルスの株式と原信株式を交換することによってこの合併(事実上の買収)は成立しました。

これはナルスが古いアスベストを使用した店舗を壊す時の費用が出せなかったのが決め手となったとも言われています。

原信とナルスの合併時の約束で、これ以上原信の店舗を上越に増やさない、ということが決められたそうです。だから上越で原信が増えないのですね。

原信よりナルスの方がなじみがある

もうひとつの理由は、原信よりナルスの方がなじみがある、ということです。

ナルスは1959年に直江津店から始まりました。60年以上の歴史があります。

一方原信は1990年に「こたやストア」を買収して、上越地域に進出しました。30年の開きがありますね。なのでなじみという意味ではナルスの方があります。

とはいえ原信も上越に進出して30年になります。なので現在は老若男女問わず、ナルスでも原信でもどちらでも違和感がなくなってきています。