ニホンミツバチを飼うことは事実上、許可制です。そのために事前に許可が必要です。

ミツバチのためなら超絶面倒なことも乗り越えられますよね?!
というわけで私の体験を共有しておきますね!

ミツバチの事前申請の必要性

 ミツバチを飼育する際、事前申請は大事です。なぜかというと、一つの地区で飼育できるミツバチは限られるからです。

ミツバチは蜂蜜や花粉をエサに生活しています。また、その行動範囲は約2キロメートルです。その範囲の花の量によってミツバチの数は決まってしまうのです。

一年中何かしらの花が、たくさん咲く地域は多めに飼うことが出来ます。しかし自然や花の少ない地域ですと、あまりたくさんのミツバチは生活出来ません。最悪ミツバチ同士が喧嘩します。盗蜜(とうみつ)といってハチミツを奪ったりします。

なので事前に申請して、飼える群数を調整するのは必要なことなのです。

人間も喧嘩する?

また、勝手に飼うと、飼育している人間のほうが喧嘩してしまいます。うまくミツバチと付き合うためにも申請は必要なのです。

ミツバチを飼う際の申請手順

ミツバチを飼う際の申請手順を、記載しておきます。あくまでも新潟県の場合ですが、多分どこも似たようなものです。

まずはお近くの地域振興局に電話します。

電話番号は「○○県 養蜂申請」等で検索すると出てきます。

養蜂の申請を行いたい、というと担当に繋いでくれます。

そうすると地元の養蜂組合の支部長へ電話してくれ!という流れになります。

支部長へ電話して、飼う地域を番地単位で報告します。

そうすると、空いている地域で、住宅問題等がなさそうなら「良いですよ」と許可を貰えます。

他に養蜂をしている人がいて、最大群数をやっていると、ダメと言われる場合もあります。

微妙ですと、その地域で飼育している人と話をしてくれ、と言われます(私の場合)。

もしかすると支部長さんの方で聞いてくれることもあるかもですね!

そして話し合いが成立したら、支部長さんへ報告します。

それが終わると地域振興局へ電話して、やっと申請書を出す流れになります。

申請はめんどくさい。お役所仕事!

 ここからは愚痴なので、読まなくてもいいですよ!
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事前申請はめんどうです。
近くで飼っている人がいると、ミツバチがバッティングするので、許可が降りないこともあります。

新潟県の場合、まず地域振興局に電話します。
担当者も新任だったらしく、話してもちんぷんかんぷん。
わかったようなわからないような返事をして、「折り返し電話します」とのことでした。

この電話もいったり来たり、電話中で繋がらないとか、私が出られないとか、本当に電話ってめんどくさいですね。

結局翌日電話が来ると、養蜂組合に電話して、許可をもらってくれ、とのこでした。

そんなの留守電に吹き込むとか、ショートメール送るとかでいいのに。それしきのことに何でこんなに時間がかかるのやら。
まあお役所仕事です。

それで養蜂組合の代表の方に電話すると今度は「近くで飼っている人がいるから、その人に許可をもらってくれ」とのこと。

うーん、なかなかめんどくさいです。

ニホンミツバチは自然に入居してくれるのを待つスタイルです。

どこかからミツバチを買ってきて育てる訳ではないです。

待ち箱を設置して、運良く入れば飼育スタートです。

なのに事前に群数を申請するのもおかしなものですね。

ミツバチさんが入居してくれなければ飼育出来ないわけですから。