薪ストーブの煙突掃除を10月2日に行いました。

 一年に一回の恒例行事です。

秋に煙突掃除!

とはいえ昨年は業者業者さんにお任せしました。
その前の年はさぼってしまいました。

煙突掃除をしないとどうなるのか

煙突掃除をしないと煙突に煤(すす)が溜まります。
それが1センチくらいたまると発火するそうです。
発火すると煙道火災といって火災が起こります。
これは非常に危険な状態です。
それを防ぐためにも一年に一回煙突掃除が必要なのですね。

煙突掃除はなかなか手間で危険!

 ただこれがなかなかの手間がかかります。
まず一番高い屋根に上がらなければいけません。
うちの場合は実家から 2連梯子(はしご)を借りてきて一気に大屋根まで登ります。

はしごは、二ヶ所立て掛け、そしてヒモで固定

立てかけるのは下屋の屋根と大屋根の軒の2箇所です。
この二ヶ所に立てかけるように梯子を調整します。
 そして屋根の樋に梯子をヒモで固定します。
2連の連結も、解除にならないように紐で固定します。
 そして大屋根に登ります。

大屋根はこわい

大屋根の上に、三年ぶりに登ると高いのなんのって。結構足がすくみます。
まあでも登った以上は掃除しないとですね。
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煙突掃除スタート!

煙突の雨よけを外して掃除スタートです。
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ホームセンターで買ってきた金属ブラシ(煙突の直径に合わせたもの)に重りをつけます。

重りは軍手に入れた石!

私の場合は重りに石を使っています。
石を使い古しの軍手に入れ、軍手に針金を突き通しブラシとロープを固定します。
ブラシのもう一方にはロープをくくりつけます。
 もう一方も針金を使ってロープに固定します。
そしてこれを煙突に入れていって石の重しで下げていきながら煙突を掃除するというわけです。

煙突掃除のやり方

煙突の上の方はブラシがスムーズに入っていきます。
ですが下の方に行くとブラシが止まってしまいます。
これはおそらく煙突の下の方に煤(すす)がたくさんついている、ということなのでしょう。
 煙突の下の方はやはり煤が多いんですね。
なので下の方から丁寧に10センチぐらいずつ上下させ、擦っていきます。
煤が取れて、スムーズになったらちょっと上げてまたロープを上下する、というのを繰り返していきます。
これを何度か行った後、最後にもう一度下まで入れてみて、スムーズに行けばオッケーです。
スムーズに行かなければスムーズに行かなかったところを集中的に擦ります。

煙突掃除の注意点

注意したいのは薪ストーブ本体の、壊れそうなものは避けておくことです。
以前この重りを薪ストーブ本体まで入れてしまって、上部のセラミックを割ってしまったことがあります。
なので注意してくださいね。
さらに屋根に登るときは慎重すぎるくらい慎重に登って下さいね。
風の強い日は絶対ダメ。雨の降った日も駄目です。
真夏も暑いので避けましょう。
涼しくて、天候も穏やかな5月とか9月、10月ぐらいにやるのがいいですね。
本当はストーブを使用してから、あんまり時間をおいてしまうと煤が冷えて固定化してしまいます。
なので薪ストーブを使い終わってすぐに掃除するのがいいそうですよ。
参考にしてみてくださいね。