千葉県のいすみ鉄道を立てなおした鳥塚亮氏が、新潟県のえちごトキめき鉄道の社長に就任しました。

上越タウンジャーナルの記事より

鳥塚氏は赤字だったいすみ鉄道を立て直した

鳥塚氏は赤字だったいすみ鉄道を立てなおした人物として知られています。

旧国鉄で使用されていた古い車両を導入し、いわゆる撮り鉄、乗り鉄と呼ばれる方々の人気に。

また、電車の通り道にキャラクターを配置して、乗っている人を楽しませたりしていました。

なかなかのアイディアマンですね。

その後、評判になっていすみ鉄道を利用するお客さんが増えたのでした。

鳥塚亮氏の考え方

そんな氏が面白いことを言っていました。
「田舎の人は新しい物を作りたがる。でも都会の人は古い物を珍しがっている」と。

田舎で生活をしていると、都会の新しい建物などに惹かれます。

しかし都会で常に新しい物に囲まれていると、古い風景などに惹かれるそうです。

ところが田舎へ行くと、地方交付税により、箱ものを作っています。

せっかく郷愁を求めて田舎へ来たのに、これでは興ざめですね。

なので田舎の人は古いことを武器にしていったほうがいいと思います。

これはつまり田舎の内需だけではやっていけないので、都会から人を呼ぶということ
ですね。

そして「今持っているものの価値」をもう一度見直してみたいものです。