薪ストーブに憧れる人は多いです。
 薪ストーブっていいですよね。 揺らめく炎を見てるだけでとても癒されます。
IMG_20180314_080358

そしてほんわかした何とも言えない遠赤外線の暖かさ。
そんなこんなで 薪ストーブを導入したいと思う人が増えています。
しかし実際導入するとなると不安が多いと思います。

薪ストーブ、導入するかどうか、検討中ならここをチェック!

 そこで今日は薪ストーブを導入する前に確認した方がいいポイントを解説します。

 薪を集められるか 

薪を集められるかという問題が一番です。
 せっかく薪ストーブがあるのに薪を集められなかったら火を燃やせませんね。
まず 自分は薪を集めることができるのか。
住んでる場所、周辺の様子なども考えましょょう。
周囲に木は豊富に生えているか、
地域の仲はいいか、
など木をもらえそうな環境かどうか、確認しましょう。

買うという手もある

 薪を買うという手もあります。
薪は高いですが、買えば品質の高い薪を手間なく用意できます。
薪ストーブ屋さんはだいたい薪の販売もしています。
なので薪ストーブ屋さんに聞いてみましょう。

あるいは最近は薪を個人で販売している方もいます。
道を走っているとそのような看板を見かけたりします。
そのようなところは安価だったりしますので探してみましょう。

それから家を建てたところから廃材をもらうという手もあります。

廃材の処分には困っていたりしますので、もらえます。

ただし木の種類としては針葉樹が多いので、すぐに燃え尽きてしまいます。

それと最近は欲しい人が多いのでもらえない、ということもあるかもしれません。

やはり自分達である程度集めることも必要になってきます。

補助暖房があれば余裕ができる

補助暖房があれば余裕ができます。

万が一薪を集められないとか、

薪ストーブを、メインの暖房にしていなければ、

そこまで血眼になり薪を探さなくてもよいと思います。

なので補助的に灯油ストーブなり床暖房なりを組み合わせてもいいと思いますよ。

ちなみに我が家はこたつと電気ヒーターしかないので、薪ストーブメインです。

結構大変です。

朝などはすぐに暖まらないですからね。

(ただ、前の夜の暖かさが残っていたりします)

木を集めることに関してはこちらのブログを参考にしてみてください

木が集まればいいの?

木を集めたとしてもそれを割って乾燥させなければいけません。
これがかなりの手間です。
薪割機があれば結構簡単に割れます。
作業性の高い薪割り機があればであれば24時間も作業すればワンシーズンの薪を作ることができるでしょう。
斧で割るとなるともっと時間がかかります。
その倍ぐらいは見た方がいいと思います。
さらに自分の体力の限界というものがあります。
例えば斧での薪割りに36時間かかるとしても 
1日1時間作業して36日。 
これかなりの負担です。
まずその時間が自分にあるかどうか 考えてみてください。
もちろん薪を買うという手もあります。

薪を置く場所はあるか?

それから乾燥させる場所。
一年分の薪と言うと1ヶ月分4立米×4ヶ月です。(2 m ×1 m ×2 m で4立方メートル)
それを置くスペースがあるか、
乾燥させるスペースがあるかということも考えましょう。

はずせない、お金の問題。

それから薪ストーブを設置するお金。
 薪ストーブを設置すると屋根工事や壁工事 それからレンガを積む左官工事など多くの作業が必要になります。
 これをきちんとやらないと火事になったりするので信頼のできるところで設置しましょう。
 このお金が結構かかります。
薪ストーブは安いのでも10万円からプラス煙突工事となると100万円ぐらいの出費は覚悟しておきましょう。

さて、どうしますか?

 こうしてみると薪ストーブを導入するというのは結構ハードルが高いです。
新築の時に一緒に計画するのがいいと思います。
そうでない場合は 結構勇気が要ります。
しかし、どうしてもやりたいと思うのなら、
その気持ちだけで突っ走るのもありだと思います。
 僕もそうでした。
できるかできないか考えず、とりあえずやってみました。
 やってみたら意外となんとかなりました。
というわけで自分で動けるバイタリティと時間があるか。
どれだけ気持ちがあるか、というところを見て最終的に決めましょう。