最近薪の消費が激しい、という方はメンテナンスをしっかりして、余計な空気が入らないようにすること、と以前のブログに書きました。

今日薪ストーブ屋さんにいって、お茶を飲んでいたら薪を節約して温度を最大に引き出すためにいろいろと話を聞いてきました。

まず、部屋の温度を均一に、暖気だまりを作らないようにシーリングファンや扇風機で上部に溜まった暖かい空気を撹拌してあげること一つ。

暖かい空気は当然上に行きますので、この空気を下に送ることが大切だそうです。
シーリングファンがあると便利です。シーリングファンは暖気方向に羽を回す、つまり暖気を天井にぶつけて滞留させるのです。
逆に下向きに風が流れるようにする(冷房方向)と、風が直接当たって寒く感じます。
なので天井にぶつけるようにして暖気溜まりを作らないようにします。

二つ目。
クリーンバーン方式のストーブは一回勢い良く燃えさせてから、空気を絞り、上部の二次燃焼パイプ(上部に付いている空気が出る穴がたくさん空いたパイプ)で燃焼させるようにすると薪が長持ちして燃焼効率がいいそうです。
見た目にもおもしろいですしね。パイプの穴から炎がユラメイて、大好きです。ずっと見ていられますこのゆらめき。

三つ目。
バッフル板がずれていないか。 
大きな薪を入れると上のバッフル板とよばれる板がずれて、そこから空気が漏れ、せっかくの熱い熱が直接煙突から排気されちゃいます。穴の空いたバケツに水を汲んでいるようなものです。
当然そうするとエネルギーをロスしていることになります。
これがないように直して、炎の流れを仕様通りにしてあげます。

こうすることによって、薪を運ぶ苦労も蒔きを集める苦労も減るわけです。
もっとも薪を集めることって楽しいんですけどね!仲間がいれば。