砂地は肥料分が少ないです。
なぜか。
窒素を供給するのは微生物です。
有機肥料を施すと有機物を菌体が分解しながら増えます。
その菌体は10アールあたり大体650kgくらいいるそうです。
この菌体から水を除いた140kgのうち、70kgが炭素、11kgが窒素だそうです。
10アールあたり11kgの窒素といいますと普通の作物での10アールあたりの施肥量に匹敵するそうです。土壌微生物の基礎知識
微生物は水のあるところで増えやすいです。
そうすると水はけのよい砂地は肥料分が少ないのではないでしょう
粘土は常に水分を含んでいることが多いので、
畑の土は水はけがよく、かつ、保水力の有る土がよいのでしょう。
水がはけ、空気が入ると好気性の菌が増えます。
好気性の菌が死ぬとそれを餌として嫌気性の菌が増え、
こうして爆発的に菌が増え、
このように一つには、地下の菌のために団粒構造がいいといえるでしょう。