今回誘いを受けて、ミツバチの地域調整会に参加しました。

ミツバチの調整会とは?

調整会はミツバチが限られた花資源をめぐって競合しないように、飼育する群数を制限する会です。

この会で認められなければ養蜂をすることが出来ません。

ミツバチの調整会をする理由は?

ミツバチは半径2キロの範囲を飛び回り、エサを集めるといわれています。

そんなミツバチたち。生息数が増えてくるとエサをめぐってケンカになったりエサ不足などで元気に育たないそうです。

そのため人間が飼育する場合は調整する必要があります。

参加して解ったミツバチを飼っている年齢層や飼い始めた理由

私の地域の蜂飼いたちは割りと高齢の方が多かったです。

40代も中盤の私が最年少でした。

まあ、普通仕事をしているなら蜂を飼う余裕なんて無いですよね。

私が暇人のような気がしてきました。

飼い始めた理由は?

飼い始めた理由も色々でした。

農業をやっていて、受粉のために飼い始めた人や、

レンゲを増やしたくて、ついでにミツバチを飼い始めた人、

コロナ渦で家でYouTubeを見ていたら、養蜂のチャンネルに出会い、チャレンジしてみた、というおじいさんもいました。

自己中?な養蜂家たち

参加してみると

「自分のレンゲ畑に近くの養蜂家のミツバチが来て蜜を集めている」

「自分は近隣に了解を取って飼育しているが、◯◯さんは了解をもらっているのか」

「新規申請のあったこの人は、私の蜂場から2キロ離れているのだろうか」

他県の養蜂家が無断で巣箱を置き、蜜源を荒らした

などなど、自分中心な意見が出ていました。

本に載っていない役に立つ情報も!

なかなか恐い会でしたが、役に立つ意見もありました。

「地域や花の量によって飼育出来る群数が変わるのだから、それほど目くじら立てなくても良いのでは」という建設的な意見もありました。

また、「本に書いてあることが全てではない。ニホンミツバチには地域差がある。例えば6月の花の少ない時期に給餌することで強群に保つことが出来る」

などです。

養蜂出来る優先順位

私の地域で養蜂出来るには実質的に優先順位があります。

  1. 地元であること
  2. 養蜂組合に入っていること

まず地元の人が優先されます。

次に養蜂組合に入っている人がどうしても優先されます。

というわけで、興味本位で始めた養蜂ですが、なかなか色々な仕組みがあっておもしろいです。