先日、白木の床に塗るワックスが欲しくて色々見て回りました。

しかしあまり良いものがないのです。

そこで蜜蝋(ミツロウ)とアマニ油で自作してみることにしました。

蜜蝋(ミツロウ)とは?

蜜蝋(ミツロウ)とは、ミツバチの巣から取れる蝋(ロウ)成分です。

ミツバチの巣をとかして抽出します。

昔から蝋燭(ろうそく)などの原料に使われてきました。

まず蜜蝋をとかす

まずはミツロウをとかします。

ミツロウは、鍋に着くと取れなくなります。

なので、とかす時はいらない鍋を使います。

ミツロウの融点が60度くらいなので、慎重に加熱していきます。

温度計などはありませんが、目で見ながら沸騰しない程度に加熱します。

沸騰すると焦げる可能性もありますので気をつけます。

アマニ油を入れてよく混ぜる

ミツロウがとけたらアマニ油を入れていきます。

今回使ったのは食用でいつも飲んでるやつです。

ちなみにアマニ油はオメガ3脂肪酸で健康に良いそうです。

私はサラダや味噌汁等に入れて飲んでいます。

ミツロウとアマニ油の割合は?失敗してやり直した!

ミツロウとアマニ油の割合は3対7~2対8くらいです(ミツロウが少なく、アマニ油が多い)。

ミツロウが多いと固くて塗れませんし、アマニ油が多いとシャビシャビしてしまいます。

はじめ1対1くらいで作ったら冷えたら固くて塗れませんでした。

瓶に入れて冷やしたので、修正が大変でした。

瓶ごと湯煎してなんとかとかして鍋に移しました。

アマニ油が木に浸透して、ミツロウが表面を保護

ミツロウワックスはアマニ油が木の内部に浸透して柔軟性を与えます。

そしてミツロウが表面をコーティングして水を弾きます。

蜜蝋ワックスの使い方

蜜蝋ワックスは、木に塗ることで撥水性を高めたり、肌の保護に使ったりします。

木をナチュラルに仕上げたい場合におすすめです。

我が家では白木の床に塗りました。

白木の床は乾燥すると弱くなります。

なので何かで保護してあげることが必要になってきます。

また、手に塗ると保湿性抜群でした。

簡単に作れるのでぜひチャレンジしてみてくださいね!